■inodeが残り少ない
Linuxではファイルやディレクトリに重複しない番号が割り振られていて、これをinodeと呼ぶ
この番号は、パーティションサイズにより上限が定められている
つまりサイズの小さいファイルを大量に作成すると、
データ領域の容量に余裕があっても新規にファイルやディレクトリを作成できなくなる
古いログファイルは削除するなどして、容量を確保する
$ df -ih
… ファイル削除前にinodeを確認(91%使用)
ファイルシス Iノード I使用 I残り I使用% マウント位置
/dev/xvda1 2.0M 1.9M 199K 91% /
devtmpfs 248K 428 248K 1% /dev
tmpfs 251K 1 251K 1% /dev/shm
# df -ih
… ファイル削除後にinodeを確認(55%使用)
ファイルシス Iノード I使用 I残り I使用% マウント位置
/dev/xvda1 2.0M 1.1M 928K 55% /
devtmpfs 248K 428 248K 1% /dev
tmpfs 251K 1 251K 1% /dev/shm
以下のようにすれば、カレントディレクトリ以下のinode使用量をディレクトリごとに表示できる
ただしrootディレクトリなど対象ファイルの多い場所で実行すると遅い
# for i in `ls -1`;do echo "`find ./$i -type f |wc -l` ... $i" ;done | sort -nr
例えば /var/log/command/uptime 内に 20160401, 20160402, 20160402 のようなディレクトリごとにログファイルを記録している場合、
それらをまとめて 2016.zip としてバックアップしてから2016年のデータを削除するには以下のようにする
# cd /var/log/command/uptime
# zip -r 2016.zip 2016*/
# rm -rf 2016*/
iノード(inode)とは
http://kazmax.zpp.jp/linux_beginner/inode.html
Linuxでファイル名が文字化けして消せないファイルを、inode番号を指定して削除する方法
http://hamamuratakuo.blog61.fc2.com/blog-entry-1025.html
inodeとは/inode消費が多いディレクトリの確認
http://tagutagu.com/?page_id=985